2021年6月29日火曜日

VAIO Pro 13 | mk2はNVMeの夢を見るか?

超久々にblogを書いてみる気になったので、更新。

お久しぶりです。近況等についてはまた後日書こうかなと。

過去の記事に関しては、恥ずかしいので一旦非公開にさせていただきました。

※この記事はすぐ公開しようと思いましたが、準備が面倒あったので今更の公開です

元々持ち歩きマシンとしてmacbookpro(mid2014)を愛用していましたが、毎日持ち歩きとなると重量に不満を感じて、ふと某オークションを物色していた所安価でVAIO(株)から販売されていたVAIO Pro 13 |mk2 を入手することができました。

スペック自体は第5世代の超低電圧版i5,RAM8GB,SSD128GBと軽い作業するには丁度良い感じでした。(しかもバックライトKB,IPS液晶搭載してるし)

ただし、ストレージが128GBは流石に心許ないので交換しようと思いググった所
・M.2規格なのでユーザーが簡単には交換できる
・Pro |mk2から底面ネジ部が露出している為、簡単(前モデルはゴム足で隠されていた)
・ただしNVMe規格は動かないので、SATA規格のモノを使う
…と情報が収集できました。
ここで、ふとある疑問が沸いてきました
本当にNVMe規格のM.2はNGなのか?メーカーでAHCIのモノを採用しているのに?

詳しく調べると分かりますが、SATA→NVMeの過渡期にほんの一瞬AHCIのM.2 SSDが存在していて、それを採用してたのが本機らしいと言うことは分かりました(もしかしたら解釈間違いしてるかもだけど)

もー何が何だか分からんくなってきたので

買ってきましたSAMSUNG 970EVO 256GB

本当は970EVOPlusが良かったのですが、どうせ動かなかったらメインにぶち込もうかな感覚で。待つのが面倒で店舗で購入したのは内緒

結論から言うとちゃんと動きます。ただしPCIe2.0接続になるので、SSD本来のパフォーマンスは発揮できないです。

ここから先は分解と設定項目の解説になります。
ちょっと長いので、見たい人は続きからどうぞ。
なお画像が何処かへ消えたので、拙い文章でご勘弁

CAUTION!!!

ここから行う作業はメーカー保証対象外になります。
自己責任で行ってください。筆者は一切責任を負いません。
あとバックアップは必ず取りましょう。(特に本機のM.2 AHCIは市販のM.2マウンターでは認識しないので要注意,自作PCがある人はまだ別の手段があるのでOKですが)

まずWindowsをシャットダウンした後、F4を押しながら電源ボタンを押します。
VAIOレスキューが起動するので、高度な設定を選択。
起動メニューをlegacyからUEFIに切り替えます。この作業をしてないと後々面倒な事になります。(SSD換装後何故かBIOSに突入不可&変更できないのでVAIOロゴから進みません)

シャットダウンして底面をひっくり返し、見えているネジ全て外します。
ネジサイズはパームレスト側,中央1つが小さいネジ,それ以外は長いネジとなっています。

次はACアダプター側から爪か柔らかいヘラで底面ボトムのツメを外していきます。
この時焦って一気にめくると破損するので、ジワジワと。

ツメが外れたら液晶ヒンジ側とパームレスト側のツメを外していきます。

最後に各種端子に注意しながら底面ボトムを外していきます。

すると、中身が丸見えになります。
マザー半分,バッテリー半分のレイアウトでシンプル。
お目当てのSSDも簡単に交換できます。
なお、薄型化の為メモリ,CPUはBGAとなっています。

作業中の不慮の事故を防ぐ為、バッテリーコネクタを外します。ネジ2本で固定されています。

外したら適当なテープでコネクタが接続されないよう簡易的に絶縁処理しておきます。

あとはSSDを固定しているネジを外して差し替えるだけです。

組み立ては逆手順でいきますが、各種端子側から底面ボトムを固定していかないとうまく戻せないのでご注意を。
あとバッテリーコネクタを元に戻すのを忘れないようにしましょう。

全て戻し終わったら、ACアダプターを接続して起動しましょう。バッテリーの接続を一旦解除しているのでこの作業が必要になります。

SSDの認識,Windowsをリストアする為起動ドライブ変更の為BIOSへ。

informationからSSDが認識している事を確認後、Windowsが入ったUSBデスクから起動できるように設定を変更後,USBを刺して再起動させます。
ここから先はOSのインストール作業になりますので、省略。

で、各種ドライバ等インストールが完了したのでサクッとベンチマークを取ってみました。

元々AHCIのM.2 SSDなのでそこそこ高速でしたがNVMeはそれより速くなりました。
起動時間は変わらずですが、NVMeのSSDで起動できる事に有意義があります。←自己満の世界

そんな感じで安価ながらそこそこのモバイルマシンができました。
ちなみに後継機のVAIO S13でも動作確認済です。
そもそもS13はオプションでNVMeの設定あるみたい
各種ドライバもHPで公開しているかつプリインストールソフトも少ないので、昔程神経を使わなくていいですね。
ではまた。

2021/06/29追記:VJZ13シリーズを購入,SSDを移植しましたが、こちらはそもそもNVMe接続なので大丈夫です。が、分解手順が面倒なので後日記事にするかも。



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